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谷税理士法人のためになる話「ためばな」。当事務所のスタッフが朝礼時にスピーチした「ためになる話」をご紹介しています。

インフルエンザ新薬

例年のこととなりますが、冬―春の時期はインフルエンザが流行しております。
厚労省によると、今年は感染者が例年の1.4倍程多いとのされていました。
そのような中、先日2月2日に新型のインフルエンザ治療薬「ゾフルーザ」が
厚労省から承認されたとのことで、ニュースになりました。
 
何故ニュースになったかというと、理由は三点あります。
一点目は、キャップ依存症エンドヌクレアーゼを選択的に阻害するというもので、
新秩序薬と呼ばれています。
詳しい説明は省きますが、従来のインフルエンザ薬(タミフル、リレンザ)などは、
インフルエンザウィルスを細胞の中に閉じ込めることで拡散を防ぐわけですが、
新薬はウイルスの増殖そのものを抑えることができるため、効果も高く、
早く効くという特性があります。

二点目は、一回の経口投与で効くうえに、成人だけでなく子供にも効果が期待できること。

三点目は、先駆け審査指定制度の対象となった指定医薬品であること。これは厚生労働省によると、
「既承認薬と異なる作用機序により、生命に重大な影響がある重篤な疾患等に対して、
極めて高い有効性が期待される医薬品を指定して、優先審査を行う」というものです。
塩野義製薬が承認申請をしたのが10月ですので、約5か月で承認が下りたということで、
非常に話題になりました。
 
残念ながら、このゾフルーザが実際に発売されるのは今年の5月頃とのことで、
冬のインフルエンザには間に合いません。
まだまだ全国的に感染警報が出ているため油断はできませんが、
しっかりと対策をたてて繁忙期を乗り切りたいものです。




本日の発言者:山脇
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