「ワークライフバランス」 | ためばな | 京都府向日市の税理士事務所 谷税理士法人

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谷税理士法人のためになる話「ためばな」。当事務所のスタッフが朝礼時にスピーチした「ためになる話」をご紹介しています。

「ワークライフバランス」

最近世の中のバランスが崩れていると感じることが多いです。
そんな中ワークライフバランスという言葉を最近よく耳にするようになりました。
私はその意味を単純に「仕事とプライベートの時間のバランス」と考えていたのですが、実はその本質は時間の配分ではなく、「仕事以外の場をいかに過ごすかにより仕事においてより高い付加価値を提供し成果をあげることができるか」ということにあるそうです。
たとえば最近、育児や介護のための休暇のための法整備がなされその取得を積極的に支援する企業が増えてきました。
これはワークライフバランスの考え基づく企業の戦略の一つでその取り組み姿勢に差はあるもののその制度は積極的に利用される流れにあります。
そして職員が育児や介護休暇を取得し仕事に復帰した結果、企業は優秀な人材を失うことなく職場のモチベーションもアップし人事コストも削減できると成果を挙げているそうです。
しかしながら先日読んだ新聞記事では就職難の昨今、就職もままならずワークライフバランスの恩恵の入り口にすら立てない若者が多い現実が紹介されていました。
そんな中、先週、菅改造内閣が発足し、世論はあきらめムードの中でも一縷の望みを持っていたいと言ったものです。
通り魔的な事件の背景にある雇用問題や不景気、わざと日本とのバランスを崩そうとしているように思われる尖閣諸島や北方領土の外交問題、ジャパンシンドロームといわれる高齢者問題や農業の問題、天候不安に至るまで問題は山積です。すべてにおいて対応は至難のわざと思われますが飛び抜けたバランス感覚を発揮していただき、ひとつでも多く問題を解決してバランスの取れた社会になるよう頑張っていただきたいものです。
そして不安のない社会こそがみんなの望む本当のワークライフバランスではないかと考えます。
本日の発言者:佐々木 淳子

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