『もの』から『こと』へ | ためばな | 京都府向日市の税理士事務所 谷税理士法人

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谷税理士法人のためになる話「ためばな」。当事務所のスタッフが朝礼時にスピーチした「ためになる話」をご紹介しています。

『もの』から『こと』へ

  昨日は、母の日でした。
皆さんは、どんなことをしましたか。あるいは、してもらいましたか。
 母の日は、日頃の母の苦労をいたわり、母への感謝をあらわす日のことです。日本やアメリカでは、5月の第二日曜日に祝いますが、その起源は世界中で様々であり日付も異なります。例えば、スペインでは、5月の第一日曜日ですし、スウェーデンでは5月の最後の日曜日に当たるそうです。世界各国に母の日があるとははじめて知りました。
 この母の日、カーネーションを贈るのがこれまで一般的でした。
ある調査によりましても、「もらったことがあるもの」ランキング、「もらって一番うれしかった母の日ギフト」ランキングでも、圧倒的にフラワーギフトが1位でした。
 しかし、2位以下では、「もらってうれしかったもの」で「もらったもの」より順位が高くなっているものに、「食事券」や「旅行券」があります。これらは、「体験型ギフト」と呼ばれるものです。つまり、「花」などの『もの』を貰うのはもちろんうれしいけれど、お母さんが普段はなかなか行かないちょっと贅沢な食事や旅行など思い出に残る『こと』がもらってうれしいプレゼントにもなっているようです。
 また、別の、「母の日に何をしてもらいたいか」の調査では、「感謝のことばを伝えて欲しい」が最多で、「一緒に過ごしたい」がこれに続き、「プレゼントを贈ってもらいたい」はそれらの後、このことは、『もの』を欲しがる母親は、そう多くないことを意味しています。
 そこで、フラワーギフト販売会社の花キューピッドは、昨年から「エステ券」、今年からは、「食事券」や「宿泊券」も加え、花束と組み合わせた「体験型ギフト」を販売したようです。これが、とても好評みたいです。
 『もの』が溢れ過ぎた現代社会、どうやら、この『もの』から『こと』への消費の流れが、贈り物にも押し寄せているようです。
私は、今年も、当たり前のように、カーネーションの鉢を「ポチッ」と宅配便で送ってしまいました。あと何回できるかわかりませんが、来年は、必ず、直接会って感謝のことばとともに何か「体験型ギフト」を贈ろうと心に誓いました。
吉田均
本日の発言者:吉田
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